明けましておめでとうございます。
今年はどんな年になることやら…。良い年にするにも悪い年にするにしろ、いずれも自分の努力次第。そして大事なエッセンスは少しの「運」です。
「運」は誰にでも訪れていると思います。その「運」に気付く人と気付かない人で差が出るのでしょう。 ちなみに齋藤は、運に気付いてもスルーしてしまうことが多々ありました…。
今年は貪欲に「運」を拾い集めてみるつもりです。
今年も最初の大仕事はお雑煮作りからです。
※毎年恒例のお雑煮ブログはこちらから
今年は鶏がらの出汁に新兵器を投入。
圧力鍋です!
今年はコイツを使って一気に時間を短縮。空いた時間を有効活用できそうです。
ラーメン屋でも始めるんじゃないか…、というような写真です。
鶏がらはお湯にくぐらせて、内臓のカスや血合いを丁寧に取り除きます。
まず最初は圧力蓋をしないで、そのまま沸騰させてアクを取り除きます。
このひと手間がポイントです。雑味のない雑煮用の鳥出汁は下準備が大切です。
沸騰してアクを取り除いたら圧力鍋をカチッとはめて、20分圧力かけて10分間放置して…
パカッとフタを外すとこんな感じです。
残骸をザルでこすと…
黄金色と鳥スープの完成です。
いつもならこれで満足している齋藤ですが、今年は一味違います。
「この鳥スープは実家にくれてやるぜ~。今年の俺のお雑煮はコイツで勝負だ―――ッ!」
と冷蔵庫から取り出した具材は…
「今年はタイの出汁でお雑煮だい!」
今年も齋藤のエンゲル係数は高くなりそうです!!
鯛は熱湯をかけて鱗や臭みを取ります。
出汁昆布と生姜を入れた鍋を沸騰させてから鯛を投入。熱湯から入れないと魚臭くなるからね。
間違えて圧力鍋で加熱してしまいました…。
グラグラと煮立たせるとクリアスープではなくて白濁したスープになってしまいます…。
圧力鍋を過信してしまった齋藤がアホでした。圧力をかけまくった鯛の残骸…。
これじゃあら汁と変わりないです。
お正月なので具材も豪華に。ホタテの貝柱とカキを準備します。
どちらも熱を加えすぎると固く縮んでしまうので、食べる直前に温める感じで投入。
お雑煮の陰の主役は薬味でしょう。三つ葉とネギと柚子。
三つ葉は普段は60円位で購入できるのに、大晦日は250円もしました!
こういう時に高値で売りつけるようなスーパーは最低です。足元見やがって…。
今年のお雑煮はこんな感じです。
「2017年、お雑煮異常な―――し!!」 指さし点呼してからいただきました。
まずは香りを嗅ぎます…。「ム~…、化学調味料の人工的な甘たっるい香りは一切なく、ホタテとカキから抽出される優しい甘い香り…。太平洋のど真ん中で座禅を組んでいるような清々しい気分だぜ~」
お汁を一口すすります…。「ム~…、ファンタスティック! 新年早々、今年のMVPはコイツで決まりだな」
お雑煮だけじゃ飽きるな~、と思いつつ、テーブルの上を見渡してみると…
「ムム―――ッ! 早くもクリスマス気分じゃないですか!?」
気の早い齋藤は、早くもクリスマスケーキも先取りです。
元旦にお雑煮とケーキと日本酒の組み合わせをエンジョイしているのは齋藤だけでしょうね。
甘いケーキを「あて」にして、お雑煮に舌鼓。
そんな時に社用携帯電話が激しく鳴り、お正月気分も一瞬で吹っ飛びます!!
ケアマネジャーからの緊急相談で「1/3から緊急ショートステイで受けてくれるところ探してくれる?」 とのこと。
今年もノンビリしてる暇はないな~、と気持ちを入れ替えてすぐに相談業務に突入。
我々の仕事は「頼られる事の喜び」を感じるものです。どんな内容であれ、電話の向こう側の人は困っていることは事実。頼られた以上は、どんな状況でも気持ちよく引き受けることを心掛けています。
微力ながら今年も皆様のお役に立てるように、介護施設研究所スタッフ一同で真面目に頑張ってまいります。ご関係者の協力もいただきながら、すこしづつ成長できたら嬉しいです。
皆様につきましては、健康第一に実りある年になりますように心よりお祈り申し上げます。