いまさら聞けない基礎知識

初めて検討する方は、何から質問すれば良いのか分からないと思います。
介護施設研究所がまとめた「介護編、生活編、その他」各項目を一読していただければ、入り口の不安は解消できるはずです。

介護編

確認しなければいけない5つのポイントです。
その確認方法や比較方法を詳しくお伝えします。

認知症

認知症を理由に入居を断ることは少ないです。認知症ケアの取組みを比較すると介護の良し悪しが見えてきます。認知症ケア専門士を配置する施設も増えてきました。

職員配置

「手厚い職員配置」と説明を受けることがあります。「1.5~3:1」の数字だけで判断するのではなく、昼と夜それぞれの出勤人数を具体的な数で確認するとイメージがみえてきます。

リハビリ・介護予防

老人ホームのリハビリは「現有機能の維持」を主な目的としています。「機能向上」を目的とした病院のリハビリとは異なるので、具体的なリハビリ内容・回数・時間などを確認します。

看護体制

看護師が勤務している時間帯や人数、看取り対応も重要です。どのような状態になると退去を促されてしまうのか、検討時の留意点や将来的なリスクもお伝えします。

医療体制

協力医療機関のクリニックでは必要な診療科目は診てもらえますか?総合病院と連携していますか?緊急時対応の柔軟性も確認する必要があります。

生活編

老人ホームは病院ではなく生活する場です。
生活面の充実度が満足感に直結します。

食事面

食事に力を入れる施設が増えてきました。厨房で一から調理しているのか?食形態の変更は可能か?食事制限の対応は?実際に試食することも可能です。

生活支援

基本的な考え方は「ご自身で出来ることは継続する」です。入浴・洗濯・居室清掃などで出来ないことは職員の介助を受けられるので、回数や対応方法などを確認します。

レクリエーション

様々なイベントを用意して日々の楽しみ・やりがいを提供してくれます。外出や日帰り旅行を開催する施設も増えてきました。有料のイベントもあるので確認が必要です。

個別対応

老人ホームの良いところは「いかに個別対応をしてくれるか」です。どの程度まで相談が可能なのか事前確認が必要です。介護体制の手厚い施設ほど個別対応が充実してきます。

居室

ほとんどの介護用居室は18㎡の個室です。トイレ・洗面・介護用ベッド・エアコンの備え付けが一般的。ご夫婦で入居可能な居室や、お元気な方向けの広い居室などもあります。

その他

費用の仕組みや手続きはホームにより異なります。押さえておくべき大事なポイントです。

月額利用料

パンフレット記載の月額利用料のほか、介護保険自己負担・医療費・消耗品等で3~15万円程必要になります。個人差が大きい内容なので事前確認が必須です。

入居時費用

家賃を前払いして月額を抑える「前払金プラン」は償却期間・初期償却の確認が必要です。初期費用を抑える「月払いプラン」も選択できます。敷金が必要な場合もあります。

体験入居

長期入居を判断するための体験入居が可能な施設もあります。1週間程度のお試し期間ですが、利用のためには入居契約と同様の準備や手続きが必要になります。

入居判定

健康診断書・診療情報提供書の作成と、ご対象者と施設担当者の面談結果をもって入居可否が決まります。ご見学からご入居までは約1か月が必要になります。

クーリングオフ

「前払金プラン」を選択した場合、ご入居から90日以内の退去で前払金は全額返金対象になる制度です。ご利用者の安全を守る法整備がされています。

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