老人ホーム業界の棚田ファンの皆様、美味しいお米を食べてますか?
昨年の米作りが感動的だったので、今年もエントリーさせていただきました。
昨年の棚田ブログはコチラ→ 棚田大好き、齋藤です。8
5月の下旬に大好きな山梨県富士川町平林地区へ凱旋。
晴天に恵まれ絶好の田植え日和、意気揚々と棚田へ向かいます。
「ム~…、ビューティフル棚田!」
既に田植えが終わっている棚田もあり、若々しい苗の緑が棚田の景観を一層引き立てています。
今年の田植え部隊の後ろ姿です。
身体に締まりのない後ろ姿を眺めていると、なぜか不安な気持ちになります…。
「人選間違えたかな~」と少々後悔しながら後ろを歩いていると、自然の中で聞きなれない音が…
「コツコツコツコツ…」
不気味な音が齋藤の田植え部隊にくっ付いてきます!
もしや…!?と思い、恐る恐る田植え部隊の足元を見てみると…
「ムム―――ッ!! 田植えに革靴できているボンクラがいるじゃないですか!!」
革靴履かせたまま、田んぼに生き埋めにしてやろうかと思いました。
みさき耕舎から徒歩で約10分、今年の棚田はコチラになります。
昨年の約2倍の広さで約500㎡。
昨年は田植えをなめていたので、とてつもない作業時間を要しました。
よって、今年は「田植え機」を導入!
田んぼ指導員から田植え機のレクチャーを受けている齋藤。
齋藤の熱意に田んぼ指導員のオッサンもタジタジです!
大事なレクチャーを受けているのに田植え部隊の兵隊が見当たらねーな、と思い横を見ると…
馬鹿どもが田んぼで「T」を探していました。
田植え機でひき殺してやろうかと思いました…。
まずは田植え指導員が手本を見せてくれます。
苗を田植え機にセットして…
「ドドドドド――――――ッ!」とアクセル全開。
オッサンが「どんなもんじゃ―――いッ!!」と雄たけびを上げていました。
続いて齋藤もアクセル全開!…とまではいかず半クラッチ程度で恐る恐る田植え機を動かします。
危なかしいので指導員がピッタリ寄り添ってサポート。
この折り返しが一番難しかった。
田植え機がドンドン進んでいくので、スムーズに反転させないと畦道に乗り上げてしまいます。
何回も折り返しをしているうちに、田植えが終わるころにはスムーズにできるようになりました。
田植え機では届かない細かな場所はやはり手作業です。
柴﨑相談員にも田植え機を体験させてもらいました。
何事も経験ですからね。
柴﨑相談員がアクセルを握ると、周囲が大声で叫び始めました!
「曲がってる!曲がってる!!」
仕事もふざけていますが田植えでもふざけているので…
齋藤が速攻駆け寄り、厳しく指導します!
「オイ! 田んぼの中で T 探してるんじゃねーだろーな?仕事は曲がっているかもしれないけど、田植えぐらいは真っすぐやろうぜ」
田んぼの中が一気に職場の雰囲気になってしまい、我関せず…と急に真面目に田植えをする部隊。
いつの時でも「空気を読む力」は大切です。
山口相談員も田植え機にチャレンジ。
写真を見ての通り、田植え機に振り回されていました…。
田んぼの中を裸足で歩き回り、田植え機を動かす体験を共有できたことが大きな財産になりました。
仕事中ではあまり見せない皆のリラックスした表情を見ることができたのも嬉しかったです。
田植え機を使うとこんなにキレイに簡単にできるんだな~、と感心しきりでした。
昨年の手植えの辛さを実体験しているからこそ、機械のありがたみを痛感できるものです。
昨年は約250㎡を手植えで約6時間。
今年は約500㎡を田植え機と手植えで約1時間半。
随分とラクをしてしまいました…。
いつの間にか看板を立ててくれていました。
看板を見ながらニヤニヤしてしまう気持ち、わかりますか?
手伝ってくれた兵隊もいるので「齋藤弘毅」と「その部隊」の田んぼと追記しておこうかな。
齋藤にとっては、これ以上ない助っ人!
自宅にも欲しくなってしまいました。これで中華街を練り歩いたら目立つだろうな~。
畑仕事を終え、当日は甲府で一泊。
立ち寄った居酒屋でパンチの効いた逸品を発見。
ペペロンチーノほうとう
パクリとひと口!
「イタリア人が食べたら怒ると思いますよ…」
次回は7月上旬に雑草むしりです。