お世話になっている有料老人ホームの入居相談員の方と世間話をしていたら「僕は湯河原出身なんですよね~」との事。
温泉ソムリエの有資格者をくすぐるようなコメントについつい反応してしまいます。
さらに!「僕の実家は湯河原で小料理屋を営んでおりまして…」
からの~!「もしよろしければ実家の温泉もいかがでしょうか…」
齋藤「老人ホームの情報は興味ないんだけどご実家の情報提供をお願いできますかね?」ということで湯河原へ行ってまいりました!
訪問前に事前情報収集をしようと思いましたがネット検索にヒットせず!!
「現代社会でネットに引っ掛からないで営業するとは…。こいつは期待できるぜ~!!」
門構えは普通の民家ですが、お店の看板が申し訳なさそうに立っていたので何とか発見することができました。
湯河原温泉へ行くときに必ず通る道でしたが、今までは全く気付きませんでした。
玄関前でオドオドしていたらすぐにお母さんがお出迎え!
「自宅を改装した店なんですよ~。お恥ずかしい…」と遠慮がちに説明してくれましたが、何とも居心地の良い店内!
「お母さん!センス良いですね~」と、挨拶代わりのヨイショ攻撃!
生活していた空間を上手にリフォームして小料理屋に。確かに居心地よいわけです。
しらすとミョウガのごま油和え。と松前漬けかな?
しらす料理は早速自宅で再現させていただきました!ごっちゃんです!
若鳥のオーブン焼き。は特に珍しくないのですが…
「鶏肉は自家製タルタルソースに付けて食べて下さいね」とドヤ顔で持ってきてくれました。
言われるがままにタルタルを乗っけてパクリ…。
「ムム―――ッ!? お母さん、タルタルの隠し味は…。ワサビ漬けだぜ~?」
大人のタルタルソースとでも言いましょうか。フィレオフィッシュバーガーに挟んで食べてみたいです。最高に美味しいタルタルソースでした。
キレのあるお刺身盛り合わせ。左端の「太刀魚のお刺身」が最高に美味しかったです。
湯河原は海の近くなので「光物」「白身魚」の鮮度が抜群です。江戸で食べるお刺身よりも圧倒的に鮮度が異なるのがわかります。
お腹いっぱいになったところで「そろそろ温泉入りますか?」とお声がけをいただきましたが、ご自宅のお風呂を借りるのは何だか申し訳ないしな~…。
「お風呂をお借りしたかったのですが、ご馳走でお腹がはち切れそうなのでまた次回にさせていたきます」と丁重にお断り…。
「折角だからお風呂見ていきますか?」
一度、お店をでてから家の裏手へ回り階段を下って半地下へ…。
「OMG(オーマイガー)!! コチラがご自宅のお風呂ですか!?」
恐るべし、湯河原の一般住宅! もちろん源泉かけ流し!!
温泉旅館顔負けの湯量を誇り、立派な浴槽なので、ご近所さんに300円の入浴料で一般開放しているとの事。
「お母さん、お風呂入りたかったです…」と泣く泣く退散。
次回は先にお風呂を借りてからご馳走をいただくことにします。
絶対に再訪します!