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スタッフブログ
下田 麻由子
2022.02.28 23:49

病床の逼迫から施設の役割を考える

「直接的逼迫」は元より恐い「間接的逼迫」

新型コロナの感染拡大により「医療逼迫」が連日取り上げられています。「直接的逼迫」所謂、新型コロナ患者さんが入院できないことや、宿泊施設や入院病床をどのように配分するか、現在も議論されています。

東京都は先月23日に、無症状者向けの療養施設を立川市内にも約650床設けると発表も。同月25日に千代田区にある「東京スポーツスクエア」で稼働する1カ所目に続く施設となる。感染力の強い変異ウイルス「オミクロン型」の流行で広がる家庭内感染を抑制することが、主目的であるとのこと。

また、医師が延期可能と判断した入院や手術を延期または、自宅療養で通院するようにとの傾向が強まっています。

「新型コロナ診療以外」の医療にも影響が出はじめ、新型コロナによって縮小を余儀なくされた「間接的逼迫」です。

新型コロナの影響は、感染者が急増するため、容易に「間接的逼迫」が起こってしまう点に恐さがあります。

待機的手術や治療で、生命予後に直結しないものについては延期せざるを得ません。たとえば、時期を逸してしまうと進行してしまう早期がんなどは、適切な時期に手術が必要です。しかし、生命には影響しないものの生活の質を向上させるような手術に関しては、残念ながら延期することになります。

実は私も介護の当事者となり、「間接的逼迫」の煽りを受けていました。診察で初めから「コロナのため入院できません」とはっきりと言われ、包括支援センターの担当者の方と、残念だけれど受け入れるしかないと気持ちを切り替えました。

そこから、怒涛の介護生活が始まりましたが、サポートする家族は高齢だったり、仕事をしていたり、ずっと張り付いている訳にはいかず、リハビリや治療目的で施設にお願いすることに。

今月は特に私の親族と同じような相談を受け付けることがあり、事例としては、褥瘡、下肢の壊疽、転倒による骨折(保存加療)などが上げられ、一時的でも入居可能で、且つ緊急入居という条件でも受け入れて下さった施設がありがたいことにサポート頂きました。

施設とは、長期生活することだけが役割ではなく、「医療の逼迫を助けるためにもなる」と改めて考えさせられた1ヶ月となりました。

コロナ感染症の収束がまだ見えてこない状況ですから、これからのご相談の方々には、今回の私の体験を通し、コロナ渦で悩まずに、施設の役割が変わってきていることに気に止めていただけると幸いです。


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