スタッフブログ

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齋藤 弘毅
2020.04.04 20:45

三渓園大好き、齋藤です。

「3つの密」には足を踏み入れないように…。

各地方自治体から連日発信されているスローガンです。

 

自宅待機しないといけない時期ですが、「3つの密」を避けて自宅から車で15分程度の場所にある日本庭園「三渓園」へ早朝散歩してきました。

 

東京ドーム約4個分の敷地内に、京都や鎌倉、岐阜県の白川郷などから歴史的建造物が移築され、見事なまでに豊かな自然と融合されています。

日本文化の美意識が凝縮された贅沢な庭園。

 

入園料¥700

立派に手入れされた庭園に歴史的建造物を多数見学できることを考えれば格安です。弁当でも持参すれば余裕で半日は滞在できると思います。

 

ドド―――ンッ!!

どうですかこの絶景。入園するとまず目に飛び込んでくるのがこの風景、ビューティフル…

 

「3つの密、回避よ―――し!!」 指さし点呼して庭園内を散歩します。

あまりにも観光客がいないので、どこかに「本日入園禁止」の張り紙がしてあるのでは…と不安になりキョロキョロしながら散策です。

 

池越しに見る桜もいいもんだね~、とその時に池の中の小島が蠢きます…

 

「ムム―――ッ!! 気持ち悪い光景だぜ~…」

 

「ムム―――ッ!? 濃厚接触者発見!!」 なんと!結婚記念撮影中でした。

賛否両論あると思いますが、この時期にやるか~…、と考えさせられる一幕でした。

 

この日本庭園をスタジオに見立て、結婚記念撮影スポットとして大人気の三渓園。普段は観光客が沢山いるので、写真を撮るタイミングに四苦八苦している光景はよく見かけます。

不要不急の外出は控えるように言われているこのタイミングは、観光客もおらずジモティーの齋藤ぐらしかいないので絶好のシャッターチャンスということは間違いないです。

スタイリスト、カメラマン、アシスタント、式場関係者や新郎新婦とそのご家族…、計10人ぐらいが団子状態で練り歩いていました。

彼らにとっては「不要不急の外出」ではなく「狙い撃ちの外出」だったと思うので、見て見ぬふりをしてやり過ごしました。(写真撮っちゃいましたが…)

 

ノスタルジックな茶屋もあります。お客さんいないのに頑張って営業中。

 

この観音様は「出世観音」として紹介されていました。その奥には三渓園のシンボル的存在「旧燈明寺三重塔」。

室町時代に建設された三重塔は、大正3年に京都府木津川市からこの三渓園に移築されたそうです。

当然こちらは重要文化財指定です。

 

見事な臥竜梅。樹の幹が低く、竜が地上を這っているいるように見えるからこの名前が付いたそうです。

 

時代劇のワンシーンのようです。

 

「よっ!合掌造り」と思わず声がでてしまいました。

江戸時代後期に造られたこの建物は、昭和35年に三渓園へ移築されたそうです。

合掌造りの中も見学可能なので、囲炉裏の周りに座ってノンビリくつろぐかな~と、思いながら入っていきましたが…

 

「でしょうね…」 合掌造りで新型コロナウイルスに感染したなんて言えませんから。

 

「ムム―――ッ!? またまた濃厚接触者発見!」

11時の方向に和傘を広げてポージングしているクルーを発見しました。考えることは皆さん一緒なんですね…。

このカップルも含め、計4組の団体が写真撮影に勤しんでおられました。

※ちなみに、和傘をたたんだら太陽がもう一個でてきました。 

 

「3つの密、回避よ―――し!」

人がいない景色は確かに美しいですね。

 

人の気配がない三渓園でリフレッシュさせていただきましたが、心の底では「不要不急の外出をしてしまった…」と反省する自分と「誰とも接触しないで帰ってきたので許してください」と自らを肯定している自分が同居しており、何となく複雑で後味悪い散歩になりました。

いつ非常事態宣言が発令されてもおかしくない状況下、自分自身の安全確保と周囲の方に迷惑をかけけない責任ある行動を取らなければ…、と気を引き締めて帰路につきました。

 

新型コロナウイルスで命を落とした方々のご冥福をお祈りするとともに、感染して治療中の方々の一日も早い回復を願うばかりです。

 

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