お田植えをしてから一週間、どうも仕事に手が付きません…。
前回のお田植えの様子はコチラ↓
魂を込めて田んぼに突き刺した苗が、ちゃんと根付いているのか…。
田んぼに湧き水が注ぎ込まれているのか…。
気が付いたら山梨県の富士川町平林地区へ進路を向けていました…。
「齋藤弘毅の棚田 AF区画、異常な―――しッ!!」
棚田の周りを舐めるように練り歩き、苗がしっかり根付いていることを確認して大満足。
と、言いたいところでしたが、少々異変があることに気づきました。
湧き水が注入されている周辺の苗が、軒並み倒れているような感じでした。
そういえば、指導係がこんなことを言っていました。
・棚田に水が注がれるその周辺は、水温が冷たいのでコメが生育しづらい。
・昔は水が注がれる周辺だけは「もち米」を植えていた。
・「もち米」の方が丈夫で冷たい水にも耐えられるから。
・しかし今は植え分けるのが面倒くさいからそのままにしておく。
お田植えをしてから一週間たらずですが、イマイチ苗に元気がないような…。
穂先が枯れているような…。
不安になってきたので、他の棚田を見てみると…
こちらは指導係のプライベート棚田。
苗がイキイキしているような…。
こちらも指導係のプライベート棚田。
やっぱりイキイキしているような気が…。
「隣の棚田は青く見える」ってもんです。
平林地区の棚田をひと通りチェックして、齋藤の棚田へ戻って再チェック。
「うんうん!良いんじゃない。」
せっかく来たので棚田の指導係に挨拶して帰ろうと思いましたが、今回はやめておきました。
「あんたも物好きだね~。一週間ぐらいじゃ何も変わらねーよ」
と、失笑を浴びてしまうよな気がしたからです。
次の棚田のメンテナンスは2週間後、「雑草を取り除く作業」を予定しています。
2週間後に青々とした稲が田んぼを埋め尽くしていることを期待して帰路に着きました。
炎天下の中、富士川町平林地区の棚田を練り歩いていたので、軽い熱中症になった感じでした。
自販機で冷たいドリンクでも購入するかかな~…、とお金を投入しようとしたところ…
「ムム―――ッ! 納豆の自販機じゃねーか!」
田舎の自販機は危なくてしょうがありません。
なんでも自販機の中に入れちゃいますからね。