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静岡県の山奥にある温泉郷「梅ヶ島温泉」
あまり期待していなかったですが、想像をはるかに超える良質の温泉に感激。
いつ再訪できるかわからないので「もう一湯、オカワリさせていただきますか!」とうことで、立ち寄り湯専門で運営している「虹乃湯」を目指します。
梅ヶ島温泉郷の温泉宿が並んでいる一帯。一番奥にポツンと離れて「虹乃湯」があります。
受付らしき場所に行くと…
「なんだよ…。品揃えが悪いヤル気のないお土産じゃねーか…」と、齋藤が悪態をつきながら狭い店内を物色していると「←入口」という張り紙が…
「ムム―――ッ!! こんなところに秘密の階段が…」
狭い階段を恐る恐る登っていくと…
「おぉ~…、なかなか期待持てる渋い入口だね~」
「イイね~、この激狭な廊下に脱衣場」 大人二人でキツイ空間です。
齋藤好みのローカル臭がプンプンしてきます!
他の入浴客がいないのを確認してから…「浴場はどんなもんじゃ―――い!!」と、威勢よく扉をオープン!
共同浴場の王道ですね。無駄な装飾は一切なく、温泉勝負してくる感じがたまらないです。
逆サイドからパチリ。洗い場も激狭で観光客を拒んでいるような造り!いいね~。
前回のブログでご紹介した「泉屋旅館」と同じ泉質で、肌触りも香りも申し分なし!
シッカリと香る硫黄臭にトロ~リとした柔らかいお湯。身体を包み込んでくれる感覚ですが湯上りはサッパリ…。
「梅ヶ島温泉、マーベラス…!」
当然のことながら源泉かけ流し。内湯の壁に怪しい穴を発見!
その穴からお湯が外に放湯されていると思いきや…
なるほどね…。露天風呂の浴槽へ注がれていました。
内湯は少々熱めで露天風呂は少々温め。冬の露天風呂は寒そうですが、この灼熱地獄の真夏には快適な温度でした。
入浴をしながら齋藤の敏感な嗅覚が微かに反応…
「温泉の硫黄臭は間違いないが、微かに香るたまごの香り…。温泉卵でも作っているのかな…」
大自然に囲まれたテラス席。こちらで火照った身体をクールダウンしつつ…
「ハハ~ン…。ここで温泉卵でも食っていけ、ということね」
店内で温泉卵を注文しようとしたところ…
「ムム―――ッ!! なんだこの重油まみれみたいなグロテスクなものは…?」
動物系のコッテリとした油臭、ドロドロとした液体から無数に突き出している竹串。こいつはもしかしてもしかすると…。
こいつは静岡おでんで間違いないぜ~。
ギトギトの油まみれの出汁が特徴で、おでんのタネが全て真っ黒に変色。静岡名物黒はんぺんも入っています!
真っ黒なタマゴから喰らいついてやりました!「ムオォ~…デリィ―――シャス!」
この真っ黒な出汁は約50年ぐらい注ぎ足しているそうです。齋藤が生まれた時ぐらいから注ぎ足し注ぎ足し…
「番頭さん!この出汁に入浴してもいいですか?」と懇願しましたが丁重に断られました。
梅ヶ島温泉 湯元屋夢乃湯(静岡県静岡市葵区梅ヶ島)
【入浴料】700円 【源泉温度】約38℃ 【泉質】単純硫黄泉 【湧出量】?ℓ/分
梅ヶ島温泉、最高です。