長野県上田市と松本市の境目の山間部にある名湯「田沢温泉」に行ってまいりました。
数件の温泉宿が軒を連ねていますが、人影もなく鄙びた温泉郷とでも言いましょうか…。
しかし、ミーハーな温泉郷には全く興味のない齋藤にとっては魅力的な条件が揃っており、ここは過去数回訪れたことがあります。
11月初旬に訪問。紅葉が見頃を迎えておりました。
飛鳥時代後半に開湯したと伝えられており、昔は相当栄えていたようです。
そんな田沢温泉に一軒だけ共同浴場があります。その名もズバリ!「有乳湯」(うちゆ)
外観は昔ながらの造りで、いかにも温泉郷の外湯と言う感じですね。
入浴する前から「この温泉は間違いないぜ~…」と改めて確信。周囲には心地良い「硫黄臭」がプンプンしており、齋藤の乳腺が緩んできているのがわかります!
「恐るべし、有乳湯!」
共同浴場にしては随分と広々としている方ですかね。
受付で料金をお支払い脱衣場へ。
ジモティーのオッサンが教えてくれましたが、最近は都内からの窃盗客が多いそうです。
「人の土地に来て窃盗してコロナまで持ち込みやがる!とんでもねぇ野郎が来るんだ!で、オタクはどちらから?」
「日本から来ました!」と即答しておきました。
アーチ状の浴槽は大人5人ぐらいで満杯です。
無色透明ですがシッカリとした硫黄臭を感じることができ、齋藤のビーチク(乳首)がじんわりと温まってきているのがわかります!
カランのお湯も源泉。贅沢にもほどがあるぜ~。
誰も入浴していなくてもジャブジャブとかけ流されている源泉。最高です。
■ 田沢温泉:有乳湯
【入浴料】200円! 【泉質】単純硫黄泉 【湧出量】大量ℓ/分 【源泉温度】39℃ぐらいかな?
【特徴】温泉がフレッシュなので泡付きが凄い。ツルツルした肌触りになります。
この温泉、すごい伝説が残っています…。
山姥(やまんば)とは老女の怪物みたいなもんですが、それが湯治に来て坂田金時(あの有名な金太郎のこと)を生んだというのだから驚きです。昔話はロマンがありますね。
齋藤は金時山のある神奈川県と静岡県の境目の南足柄市や小山町あたりかと思っていました…。
とにかく「この温泉に27日間入浴すれば乳牛張りに乳がでる!」と齋藤は理解しました。
「27分間ぐらいしか入浴していないのに、どうりで齋藤のビーチクが疼くわけだぜ~…」
ビーチクがポカポカ温まったら腹が減ってきました。
青木村は蕎麦でも有名で、この地域特有の蕎麦の品種(品種名忘れた)があります。「道の駅あおき」でその蕎麦が提供されています。
最高に美味しいので、「有乳湯」を訪れた際はぜひ蕎麦もセットで。
蕎麦でお腹が満たされたら、また温泉に入りたくなってしまいました!
「すぐそばにある沓掛(くつかけ)温泉にでも行くかな…」ということで、食休みをすることなく次の温泉目指して出発です!
沓掛温泉の記録はコチラ→ 温泉大好き、齋藤です。(長野県小県郡青木村:沓掛温泉)