連日、新型ウイルスについての報道でもちきりですが、外を歩けば桜も咲き始めて春はすぐそこですね。季節は進んでゆきます。
さて、先日長野県へ行った際に最強のパワースポット・善光寺へ行って参りました。
「牛にひかれて善光寺」
信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話があり、≪思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ≫となったそうです。🐄
境内には様々な歴史的文化遺産がありましたが、本堂でお参りしてきました。
創建以来十数回の火災に遭いましたが、その度ごとに、民衆の如来様をお慕いする心によって復興されてきたそうです。
この日は晴天、本堂の前の大香炉が空いていたので煙をたっぷり浴びました。
ちなみに焼香(香)は、自らの心身の穢れを落とし、清らかな心で祈りを捧げる為の下準備。お寺や仏壇で手を合わせるとき、お香の香りで優しい気持ちになりませんか?お香はそんな気持ちの手助けをする一だそうです。
浴びるものでは無かったです。
帰り際に目に留まった六地蔵。人間が死後に進む道「六道」、この六つの世界で悩み苦しむ人々に救いの手を差し伸べるのが六地蔵です。
地獄を担当するお地蔵さま(写真一番右)はよく見ると片足が前に出ています。これは地獄にいる人々を少しでも早く助けに行こうとしている気持のあらわれだといわれています。
合掌