農業体験でお世話になっている「みさき耕舎」(山梨県富士川町平林)で蕎麦打ち体験をしてきました。
自分で打った蕎麦はさぞ旨いんだろうな~…と期待を胸に、人生初体験の蕎麦打ちに挑みます!
小雨模様のみさき耕舎。
しっとりとした雨露に緑の芝が一層キレイに見えますね。
「おざ―――っす!!」と、勢いよく玄関を開けると…
「さっさと手袋はめんか―――い!!」
みさき耕舎のおばちゃんがお出迎え…、というか待ち構えていました!
そば粉をふるいにかけ、こね鉢の中に。
水を150㏄ぐらい加えて指先で素早く混ぜていきます。
水分量は気温や湿度、粉の乾燥具合によって微調整するらしく、ここで蕎麦職人の経験値の差がでるそうです。
こんな感じになってきます。
これから更に練りこんでいくのですが、練りこむほどに腰が強くなり口当たりも滑らかになるそうです。
350回ぐらいを目安に練りこむとらしいです。
こねくり回したら丸い球に整形。
左)「なかなかいい球してるぜ~」
右)「こんなふ抜けた球はこうしてやる! デリャ―――ッ!!」
と、蕎麦打ちの婆さんとも格闘しつつ、次の工程へ。
のし板にパッパッと打ち粉をひいて蕎麦玉をセット。
手の甲で押しながらくるくる回して広げていきます。
蕎麦打ってる感じがしてきました。
麺棒に蕎麦を巻きつけて均一に伸ばしていきます。
均等に伸ばした後は蕎麦を折りたたみまな板にセットします。
蕎麦切り包丁とこま板を駆使して最後の仕上げです。
まずは蕎麦打ち婆さんの手本を拝見。
「どんなもんじゃ―――いっ!!」と蕎麦切り包丁がリズムよくまな板を叩きます。
齋藤もリズムは良いのですが、フィットチーネみたいな蕎麦やそうめんみたいな蕎麦など、麺の太さが安定しないで四苦八苦。
ここまでの工程で約60分でした。
どど―――ん!齋藤が魂込めて打った蕎麦がコチラ。
極太麺も交じっており、いかにも素人が打った蕎麦という感じがしますね。
ずず―――ッ!と蕎麦をすすり、風味とのど越しを確認。
「モグモグ…。ん~、やっぱり金払って食べる蕎麦の方が美味しいね」
普段は何気なくいただいていた蕎麦ですが、今回の体験を通じて、今後はより一層美味しく感じる事でしょう。
お口直しで「トマトカレー」を食べて帰りました。
「トマトの酸味がカレーに溶け込んでいて旨いね~。やっぱりカレーでしょ!」
ちなみに、齋藤はカレーを食べると肛門から土石流が襲ってくる体質でした…。