皆さんこんにちは。
今週から来週にかけて漸く梅雨本番らしい雨の日が続きますね。関東各地の紫陽花は今週末で見納めになりそうです。
今年最後の紫陽花見物を兼ねて、鎌倉観光に出掛けて来ました。
小雨がぱらつく中、江ノ電に揺られ、鎌倉駅から2駅目「由比ヶ浜駅」で下車。
数年前から通い続ける目的のお蕎麦屋さんを目指します。改札を抜け、海岸方面へ続く路地を抜けると見えて来ます。駅徒歩約3分で到着。
「 鎌倉 松原庵 」
元は住居として、昭和初期に建てられた築70年の古民家を再生した、鎌倉らしいお店構えのこちらは、オープン当初は隠れ家的なお店でしたが、今は予約必須の人気店になってしまい、特に紅葉や紫陽花の見頃を迎えるハイシーズンは数か月前からの事前予約をおすすめします。
敷地内の店内( 母屋 )はテーブル席とお座敷。中庭スペースにテラス席。離れ家にはカフェが併設します。
‹ 母屋 ›
‹ テラス ›
さて、店内へ。
玄関~廊下を歩くと、田舎の実家に来た様な、どこか懐かしさも感じる佇まいが、いつ来てもホッとします。
お蕎麦以外にも一品料理も豊富に揃い、今回は合鴨ロースの炙りと天ぷらの盛り合わせも注文してみました。
炙り特有の香ばしさと脂のしつこさを感じないさっぱりとした風味が特徴の合鴨と地の野菜を中心とした色鮮やかな天ぷらは、それぞれ上品な薄味で美味です。
今回はせいろ蕎麦を注文。
こちらは細く短めに切られたシンプルな二八蕎麦で、そばつゆも関東風のやや辛めな山口好みの江戸前蕎麦。何となく定期的に食べたくなります。
食事を済ませた頃には丁度雨も上がり、陽が差して来た所で次の目的地へ。
再び江ノ電に揺られ、長谷~極楽寺エリアを散歩します。
途中、こんな立派な山百合も。
寄り道をしながら線路沿いの紫陽花と江ノ電が絵になる、御霊神社へ立ち寄りました。
この御霊神社は、現在の鎌倉・湘南地域を開発した領主「鎌倉権五郎景正」を祀った平安時代後期に創建された由緒ある神社となります。
最近では七福神巡りや御朱印を集める方々にも人気で、当日も御朱印を求める方々が列をなしていました。
境内にはこんな色鮮やかな紫陽花。雨に濡れて葉も青々としていました。
途中、鎌倉名物の人懐っこいリスにも遭遇し、初めて間近で観る本物のリスに娘も興奮気味でした。
梅雨を楽しむ鎌倉散策オススメです。
それでは。