子どもの義務教育が終わり、来年は高校生!本当に子も親も、プライベートの時間がなく、大変でした。
卒業後にずーっと我慢をしていた母娘卒業旅行に!代表からの行ってらっしゃいと後押しも頂き、感謝です。
河口湖天上山公園
「カチカチ山」のお話はご存知かと思います。山梨県に実在する山で、河口湖を見下ろすことのできる「天上山」が「カチカチ山」のモデルとなったそうです。
昔話は残酷ですが、背中に火をつけられたタヌキが「あちち」と叫びながら駆け下り、泥舟に乗ったタヌキが沈んでいったのが河口湖ということです。
また、太宰治が29才の時に心身の疲れを癒す為、師と仰ぐ井伏鱒二に誘われ、富士河口湖町御坂峠の天下茶屋に滞留した時の体験を基に「富嶽百景」、小説「カチカチ山」(「御伽草子」収録)が書かれます。
太宰は「カチカチ山」を、中年男が冷酷な少女に想いを馳せた物語として描かれています。兎(少女)が好きで、誘われれば舞い上がってしまう狸(中年男性)が、ほいほいと兎の話に乗ってまんまと仇討をされていく姿は実に滑稽な悲劇でありながら、喜劇のようにも思えます。
山の上にさらに展望小屋が建ててありますので、障害物なく広く富士山の景色が望めます。ロープウェイで登るのも楽しいし、紅葉の季節などは絶景スポットになりそう。 かちかち山の可愛らしい看板(太宰の物語は可愛いのか分かりませんが。。。)や人形などもあり、瓦投げの神社にたぬき茶屋、お団子食べれたり、かちかち山伝説について勉強できたり、なかなか楽しめました。
山の上のブランコもあり、富士山が一望できるスポットへ!チケットを意気揚々と購入し、娘とブランコを楽しみましたが、大人はなかなか乗りませんよーと。ブランコを誘導してくださったお姉さんに言われ。。。ですよねぇと言いつつ引っ込みがつかなくなり、娘のシャッターチャンスを逃してまで意地でブランコに乗り続けました(笑)
ロープウェイで天上山に上がると美しい河口湖を一望できる上に、雄大な富士山を間近に感じられます。カチカチ山ロープウェイに乗ってその景色を見に行きましょう!