息子が高校生の時に通っていた、すでに閉店してしまった昭島のラーメン屋さんが立川駅北口に復活し開店したと誘われ、母としては息子と一緒に食事が食べられるため、なんでも嬉しくなってひょいひょいついて行ってしまいます。店は立川にあるのですが、「昭島大勝軒」という店名です。
昭島店の時は有名店だったそうで、閉店が分かったときには連日混み合い、2時間くらい並んで食べたそうです。
常に胃もたれとの闘いをしている私としては、実は普段はちょっと得意ではないラーメンなのですが、息子から「ママでも食べられるよ」と言われ食べたところ、魚介系のすっきりした透明なスープで、柚子の風味もアクセントにするするっと食べられました。よくよく調べると大勝軒は昭和23年に荻窪で、長野のそば職人・青木勝治氏が義兄弟4人と共に開業した中華そば「丸長」がルーツ、暖簾分けをした、永福町の系列店だそうです。
量も小盛り、1.5玉、2玉と選べて、女性にも家族連れにもちょうどよいです。
何よりも、クラシックがずーっと流れていて、ショパンが流れていたと思っていたら、ドビュッシーの別れの曲まで流れており、仕事帰りのサラリーマンとラーメンとクラシックの組み合わせがなんともカオスで、なぜこの曲のチョイス?と思いながら、ラーメンの美味しさは倍増しました。立川にいらっしゃったら、是非昭島の味をご賞味してください。