2024年を迎え早1カ月が経過しようとしています。
年末年始は遠い昔のように感じますが、振り返ってみればしっかりとお雑煮、おせち料理をいただいて正月気分は堪能していましたね…。
齋藤の毎年恒例「お雑煮作り」を報告させていただきます。
昨年からだったかな…?鶏ガラや鯛のお頭から出汁を取るのが面倒になってきたので、流行りの出汁パックを利用するようにしました。
年末にお雑煮の材料を揃えておきます。せせり、三つ葉、小ねぎ、ホタテ、ナルトが齋藤家の基本的なお雑煮。
「サラリーマンは丁寧に仕事するけど、ダメリーマンは時短が命だからね~」と言うことで、出汁パックのブレンドで濃厚スープを抽出!
大晦日はお雑煮の準備だけ。年末はノンビリ過ごしたいので、お刺身やオードブルを中心に手間をかけない料理に加え、煮物やサラダなどを少々追加。
夕方から食事をはじめ、締めに年越しソバをいただきます。
で2024年元旦を迎え…
毎年お世話になっている割烹料理屋さんから届く王道のおせち料理で新年スタートです。
おせち料理に詰められた食材は一品ずつに意味が込められており、日本古来の食文化の奥深さを噛みしめながら想いを馳せます。
で、そろそろ汁物が欲しいな~…、と言うことでお雑煮の準備に取りかかりますが、今年から汁椀をグレードアップさせることにしました!
ド―――ンッ!木曽漆器 伊藤寛司商店「古代あかね塗り」汁椀
「こいつにお雑煮を入れれば映えること間違いなしだぜ~…」
漆器は艶やかな光沢があるものが多いですがこれは艶を抑えた黒っぽい朱色。齋藤好みです!
「古代あかね塗り」の由来は、使い込むうちに少しずつ艶やかに明るく変化していくさまが「あかね空」に重なることから名付けられた…、とのこと。ポエムだぜ~…。
ドド―――ンッ!! 同じく伊藤寛司商店の漆器 どんぶり?も投下!
こちらも艶を抑えたしっとりとした黒色。齋藤好みです!
江戸時代後期の創業より代々受け継がれた変わらぬ技法で作られた器を手に取ると、何とも言えない質感に心揺さぶられます。
良い漆器は数百年利用できる…、と聞いたことがあります。使い込むごとに表情を変える漆器のように、齋藤も年を重ねるごとに艶をだせるように精進してまいります。
今ひらめいたことが、艶女(アデージョ)という言葉が一時流行りましたが、艶男(アデーオ)という造語が流行ってもいいかもね…。
今年のお雑煮一杯目。漆器にお雑煮を入れただけで旨味が増してくるような気がします!
「やっぱり出汁パックの味は安定しているね~。もう一杯!」
今度はお雑煮にいくらを乗っけて「仙台スタイル」にしました。
仙台出身の方が「お雑煮にいくらを乗っけるのが一般的」と言われたので真似してみました。
見た目は良いですが…。「いくらはライスの上に乗っけるのが一番旨いかな…。お口直しにもう一杯!」
ネギだくのお雑煮…。かろうじてナルトが見えるのでお雑煮のカテゴリーに入ると思います。
「お雑煮3連発で腹がタプタプだぜ~…」
食休みで外を眺めるといつの間にか夕暮れに…。左側の写真は食前の景色。右側が食後の景色。
今年の元旦は天気に恵まれ清々しい新年を迎えられましたね。
〆の食事はしらす丼にしました。しらすに刻んだ大葉を混ぜ軽くオリーブオイルをかけ、色味をだすためにいくらをトッピング。どんぶりが良いので何を食べても美味しく感じます。
今年の正月休みはとても短かったですが、2024~2025年の年末年始休暇は視界良好です!
12/27(金)で仕事納め。12/28(土)~ 1/5(日)が年末年始休暇になるので計9日間の大型連休になるはず…。
年始から一年後の大型連休の事を考えている齋藤は今年も「ダメリーマン」間違いなしです。