こんにちは。昨年に比べて今年は寒い時期が長く感じられます。風邪などひかないよう気を付けたいですね。
さて、前園社長が宇宙(上)の次は深海(下)を目指しているとテレビ番組で見ました。だから、というわけではないですが勢い余って深海の図鑑を購入してしまいました。
図鑑だけではもの足りず沼津港深海水族館に行って参りました。深海とは水深200m以下の事を指し、日本一深い湾とされる「駿河湾」は最深部2500mもあるそうです。
最初のエリアは『浅い海・深い海』。同じ特徴を持った生き物を比べてみるコーナーです。光が届かず水温も低く水圧も高いという過酷な環境下のため、深い海のほうは、エネルギーをなるべく使わないよう、動きが少なくじっとしているのが特徴です。
巨大水槽では巨大なタカアシガニを見ることができます。よく見ると足が一本足りない…自然界に居た時に食べられてしまったのでしょうか。カニみそが入っている部分が、人間の大人の頭の大きさを超えています。迫力あります。
2階はシーラカンスを中心とした古代魚、世界の深海生物が展示されています。
こちらは-20℃の特殊な冷凍施設で保存された超貴重なシーラカンスです。はく製や体の内部構造などを閲覧できます。
こちらは太平洋で確認されたホウライエソ。特殊な骨格で頭部を跳ね上げて大きく口を開くことができる魚です。怖いですね~
でました!深海の巨大ザメ。古代の形態を残すメガマウスザメです。水深200m付近で暮らして夜になるとえさを求めて20m近くにまで浮上していると考えられています。ここに展示されているのは2019年になんと沼津に打ち上げられた個体。全長5m、推定1トンのオスだったそうです。
ここから透明骨格標本です。硬い骨は赤く、柔らかい骨は青く染め上げるという、分類学や比較解剖学の研究を目的に作成されたものです。近年ではアート作品としても高く評価されているそうです。確かに、普通の標本よりも神秘的で綺麗ですね。