関西地域から首都圏に進出し、着実にホーム数が増えてきている運営事業者からセミナー依頼をいただきました。
首都圏のホーム長が勢ぞろいしており、ピリピリとした雰囲気の下、「ご検討者の目線とは…」を熱弁してまいりました。
日々の相談業務でお世話になっているホーム長も複数おり少々話しづらい環境でしたが、逆に情報共有していることもあったので、具体性ある話ができたのは良かったと思います。
都心部は有料老人ホームが多く、どちらも集客に躍起にならざるを得ません。
「入居させること」ばかりに焦点がいってしまいますが、本来は「入居してからが重要」のはずです。
入居していただくためには介護現場との一体感が大切です。
介護現場も入居相談に協力していただかないとホームの持てる魅力が伝わりません。
有料老人ホームはまだまだ縦割りが根強く残っている業態です。
営業(入居相談員)、介護職員、看護師、事務スタッフがお互いの仕事を理解して、お互いの歯車が噛み合わないといけないのです。
ご利用者の目線では、各セクションなど関係ないのです。〇〇ホームという大きな枠で見ています。
介護職員だからここまでしかできません、営業職員なので入居したら介護職員任せ、等々ないように、一体感持ってご利用者を迎え入れていれば、自ずと空室はなくなってくるものです。
介護施設研究所では、ご相談者と一緒に「見学同行」をする機会が多いです。
その時に得る情報をデータ化し、データでは表現できない「空気感」「雰囲気」なども織り交ぜながら、信ぴょう性あるセミナーを提供できたのではないかと自画自賛して終了しました。
依頼主 株式会社チャームケアコーポレーション
時 間 17:00 - 18:30
場 所 東京都渋谷区