ご相談後アンケート

まだ入所のタイミングではないとのアドバイスに助けられた

一般 50代 女性
相談の採点
100 / 100
担当相談員
齋藤 弘毅
齋藤 弘毅
相談員の評価
身だしなみ
5
言葉使い
5
知識量
5
提案力
5
安心感
5

ご相談をいただいてから約3年間かけてホーム入居された印象的なご相談でした。

介護施設研究所の基礎データだと、ご相談がスタート(問合せをいただいてから)してから3~4か月以内にご入居される方が圧倒的に多いです。
ご対象者の約9割が介護を必要とする方なので、今すぐ何とか解決しなければいけない…、ということで方向性を決めるのは必然的に早くなってしまいます。

今回のご対象者は入居のタイミングを見計らうのが難しかったです。
ご対象者の自宅訪問(所沢市)へ伺ったり、当社神奈川相談室(神奈川県横浜市)に来ていただいたり、ご相談者宅近く(神奈川県座間市)で訪問面談したり、定期的にメールで近況報告を確認したりと…。

話はそれますが、老人ホームの紹介業者はすぐに施設入居へ誘導しようとする傾向があります。
答えは単純で「施設入居すると紹介手数料が発生するから」です。
しかし、その相談手法だとご対象者・ご相談者の利益のためではなく、紹介業者の利益目的が最優先でありホームページやパンフレットに表記してある「ご相談者に寄り添った相談」とは程遠い実情です。

私が雇われ相談員の時は同様の事をしてしてしまったのも事実。そのようなことをしてしまった後悔は、今となっては払拭しよとしても払拭できず、増々罪悪感が増すばかり…。
同じような罪悪感を当社相談員に感じさせるわけにはいかないので、介護施設研究所では「プロの相談員の主観的な意見を押し付けるのではなく、ご対象者・ご相談者にとって良い選択ができるようにサポートしていく」感じを重視しています。
「プロの相談員の主観的な意見=会社都合のアドバイス」になる可能性が高いので、そこは代表である齋藤が手綱を締めていかなければなりません。

老人ホームの紹介業者の仕組みは、ズルをしようとすれば簡単にできてしまいます。
だからこそ代表である自らを律して、当社相談員に「相談業務のあるべき姿」を説き続ける必要があります。
何事もそうですが、良い事をしていれば巡り巡って必ず自らに還元されるものです。

今年のスローガンは「 行動は自分 評価は他人 」です。

アンケートのご協力ありがとうございました。
ご入居後も時々コンタクトを取らせていただき、引続きフォローさせていただく所存です。

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