ご相談後アンケート

経験に裏打ちされた提案

一般 60代 男性
相談の採点
95 / 100
担当相談員
柴﨑 竜
柴﨑 竜
相談員の評価
身だしなみ
5
言葉使い
5
知識量
5
提案力
5
安心感
5

今回は、入院先のソーシャルワーカーさんよりご紹介いただいたお客様です。

◾️ご対象者
・90代前半
・女性
・要介護①

◾️経緯
同建物の別階にて独居されていたお母様。
相談者である息子様が支援しながらご生活。
自宅内での転倒をきっかけに右大腿骨転子部を骨折される。
入院後、手術を経て状態は安定したものの、元々脊柱管狭窄症もあったため歩行は厳しい状況に。
自宅建物は階段のみで、ご本人は3階にお住まいだったため在宅復帰は困難に。退院と同時の施設入居を想定され検討開始となる。

◾️プロセス
病院から紹介を受け、すぐに息子様とのやり取りを開始。
直接ご相談の上で、ご自宅へ訪問面談の希望を頂きました。
実際にご自宅の階段を登り訪問しましたが、下肢ADLが低下されたご本人には厳しい状況と実感。
自宅へ訪問面談する意義はご本人・ご家族の負担軽減の意味合いもありますが、私たち相談員がご自宅状況を確認することも1つの理由です。
バリアフリーになっている自宅は少なく、実際の住環境を見ながらご相談に乗ることも心掛けています。

面談時、息子様が細かく経緯や病状を記して下さった書類に目を通しながら状況を確認していきます。
状況を伺いながらご本人の希望である在宅生活の可能性も探りながら相談を進めましたが、かなり厳しい状況であり施設入居が濃厚に。
基本的な施設種類のご説明から開始。
事前の電話連絡で息子様より明確な立地や料金のご希望を伺えていたため、初回の面談で具体的なご提案まで実施できました。

結果的に3ヶ所の施設を見学することとなり、1件は同行し残り2件はご家族のみで現地見学。
見学時はコロナ禍による施設の入館人数制限により私たちの同行が叶わないケースもありますが、なるべく一緒に確認しています。
ご入居者や職員の方々が変われば、施設の雰囲気も変わるためです。

入居先が決まり、ご本人はリハビリ病院を経て無事ご入居となりました。

◾️家族様へ
今回は病院の退院が想定よりも早くなり、慌ただしい中でのご入居となりましたが、都度ご尽力頂きありがとうございました。
見学に同行できない際でも、見学後に何度もお電話でやり取りさせて頂くことで、ご意見を伺いながら注意点などを詳細にお伝えすることができました。
ご要望頂いた通り、今回の経験も参考とさせて頂きながら今後もたくさんの方々のお役に立てるよう精一杯相談業務に励みます。
また、ご案内資料の改善にも努めてまいります。

この度はアンケートにご協力頂き誠にありがとうございました。

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